Q:挑戦者がチェックポイントを通過した時に流れるウェスタン風のジングルって何ですか?
 
(2001年頃発見)
(2021年10月1日 再掲載)
 
 
 私はウルトラクイズが好きになった理由の1つに「音楽が好きだった」というのがあります。自分の好みとしては、クイズ番組のみならずニュース番組のテーマ曲が好きだったのかもしれませんが、思い起こせば、小学生の時に放送部だった事もあり、放送室で1つ下の河合君という後輩とウルトラクイズの音楽についてよく歌っていたいました。

 放送室でよく歌っていた曲の1つにウェスタン風の音楽がありました。「勝ち抜け!〜」と真似して歌ったというよりは、「あの曲も好きだね〜」とか言って純粋に歌っていた気がします。ウルトラクイズ好きを公言していたのかもしれません。

 さてさて、アメリカ本土に残った挑戦者がチェックポイントを通過した時に流れるウェスタン風のジングルの曲は、ザ・ディラーズというアメリカンブルーグラスバンドの「Hamilton County(Hamilton County Breakdown)」という曲です。ウェスタン音楽の中でもバンジョーという楽器が入っているのを「ブルーグラス」と言うんだそうです。

 いろんなジャンルがあるものですが、いつ聞いても気分が明るくなる曲ですね。

音源情報
The Dillards With Byron Berline
「Pickin' And Fiddlin'」
EKS-7285
(Elektra・海外盤レコード)
〔1965年〕
 
The Dillards
「There Is A Time (1963-70)」
VCD-131/32
(Vanguard・海外盤CD)
〔1991年〕
 
 
音源探しの思い出話など

 今の2021年でしたらスマートフォンに音楽を聴かせれば曲名を教えてくれる(古い音源とかは分からない)という文明の利器がありますが、私が本格的に探そうと思ったのは大学生の頃でしたから、レコードマップと睨めっこしては、お店に電話したりしていたと思います。

 まだその当時はスマートフォンもありませんし、PHS携帯が主流でポケベルも出回っていましたし、丁度、携帯電話が手軽な価格で普及しはじめた時でしたけど、ウィンドウズ95が発売されて少したった頃でしたから、各家庭にインターネット環境が広まりつつある時代でしたから、ネットで調べるという習慣もほとんど無かった頃だったと思います。

 そんな時代でしたけど、中古レコード屋さんも次第にホームページを持つようになり、ネットで店員の方々と連絡が取れるお店も増えつつありました。

 そこで、私は、ウェスタン音楽の専門店の方に「この勝ち抜けのジングルを聞かせれば、何かしら情報が分かるのでないか?」という事で、最初は京都にある「チェロキー」さん、同じ京都にある「プー横町」さんへ電子メールを送ってみました。「この音楽の曲名はご存知でしょうか?」と音源を付けて送りました。

 2〜3日すると、チェロキーさんからお返事が帰ってきまして、「曲名が分かりませんがブルーグラスじゃないでしょうか?」という事でした。ウェスタン音楽ではなくて「ブルーグラス」というのが正確なジャンルになるんだそうです。チェロキーさんからの情報ではここまでしか分からなかったのですが、プー横町さんから驚きの情報があったんです。「メロディラインからして、ザ・ディラーズのアルバムに入っている曲じゃないかなあ〜?」って、お返事が来たんです。いやあ、ビックリしました。当ててしまうんですから。さらにプー横町さんからは「ベスト盤CDが出ていたと思いますが購入されますか?」って。親切というか催促というか(笑)、幸運だったと思いますが、丁度ベスト盤CDが出ていたようなので購入させて頂きました。

 郵便でCDが届き、早速聞いてみましたら、あの時の興奮と小学校の放送室で歌った時の想い出が蘇ってきました。CD化されているという事もお店の方通信販売し易いのも良かったんだと思います。

 曲を教えて頂いたチェロキーさんとプー横町さんには深く感謝致します。

 【補足】

 昔の原稿がどこかへ行ってしまったため、記憶を頼りに、ホームページの内容を再現しておりますが、チェロキーさんプー横町さんが反対になっているかもしれません。このお店の方々に教えて頂いたのは間違いありません。

 情報提供:チェロキーさん、プー横町さん

 
 
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