今の2021年でしたらスマートフォンに音楽を聴かせれば曲名を教えてくれる(古い音源とかは分からない)という文明の利器がありますが、私が本格的に探そうと思ったのは大学生の頃でしたから、レコードマップと睨めっこしては、お店に電話したりしていたと思います。
まだその当時はスマートフォンもありませんし、PHS携帯が主流でポケベルも出回っていましたし、丁度、携帯電話が手軽な価格で普及しはじめた時でしたけど、ウィンドウズ95が発売されて少したった頃でしたから、各家庭にインターネット環境が広まりつつある時代でしたから、ネットで調べるという習慣もほとんど無かった頃だったと思います。
そんな時代でしたけど、中古レコード屋さんも次第にホームページを持つようになり、ネットで店員の方々と連絡が取れるお店も増えつつありました。
そこで、私は、ウェスタン音楽の専門店の方に「この勝ち抜けのジングルを聞かせれば、何かしら情報が分かるのでないか?」という事で、最初は京都にある「チェロキー」さん、同じ京都にある「プー横町」さんへ電子メールを送ってみました。「この音楽の曲名はご存知でしょうか?」と音源を付けて送りました。
2〜3日すると、チェロキーさんからお返事が帰ってきまして、「曲名が分かりませんがブルーグラスじゃないでしょうか?」という事でした。ウェスタン音楽ではなくて「ブルーグラス」というのが正確なジャンルになるんだそうです。チェロキーさんからの情報ではここまでしか分からなかったのですが、プー横町さんから驚きの情報があったんです。「メロディラインからして、ザ・ディラーズのアルバムに入っている曲じゃないかなあ〜?」って、お返事が来たんです。いやあ、ビックリしました。当ててしまうんですから。さらにプー横町さんからは「ベスト盤CDが出ていたと思いますが購入されますか?」って。親切というか催促というか(笑)、幸運だったと思いますが、丁度ベスト盤CDが出ていたようなので購入させて頂きました。
郵便でCDが届き、早速聞いてみましたら、あの時の興奮と小学校の放送室で歌った時の想い出が蘇ってきました。CD化されているという事もお店の方通信販売し易いのも良かったんだと思います。
曲を教えて頂いたチェロキーさんとプー横町さんには深く感謝致します。
【補足】
昔の原稿がどこかへ行ってしまったため、記憶を頼りに、ホームページの内容を再現しておりますが、チェロキーさんプー横町さんが反対になっているかもしれません。このお店の方々に教えて頂いたのは間違いありません。
情報提供:チェロキーさん、プー横町さん
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